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一口メモ

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一口メモ・高井流 ユニットケア談義  シリーズ11

2012-10-12
一口メモ・ユニットケア談義  シリーズ11
 
1対3対5の法則」
 私は「普通の老人介護施設」から「素敵な老人介護施設」に変えていくには「135の法則」を打ち破ることが必要と考えています。大体のところ普通の施設は135の法則通りのことが生きているのです。135の法則とは職員集団を構成する個々の職員の質と構成数のことなのです。
介護職員の配置は入居者比1対3と介護保険下でも最低基準は劣悪で、実態は基本的に2000年までの措置の時代と何ら変わりません。措置の時代は50名定員の特養の場合、介護職員(寮母・寮父と呼んでいた)11名で介助員(介護職員補助)1名がプラスされていました。生活指導員(現在は相談員)1名、看護職員は2名だったと記憶しています。介護職員についてはおよそ4.11の配置が最低基準でしたが、大半の施設は加配をし、それ以上の職員配置をしていました。
介護保険は看護職員を含めて職員配置基準は31ですから、介護保険になっても基本的に変わらないのです。
そんな劣悪な職員配置の下で、「良質の介護を展開したい」というのは「1」の介護職員勢力で、「3」占める職員は、「1」に付いていくと介護職員の勢力です。「5」の勢力を持つ介護職員は、「しんどいことはしたくない」「もっと休暇が欲しい」「自由に休みたい」「遅刻や早退は平気」と云う「楽したい症候群」に侵された職員です。ですから9人の職員が居れば、「入居者本位の良質の介護をしたい」というのは4人で、「楽したい症候群」に侵された職員は5人ですから、良質派は楽したい派に精力的に負けてしまうのです。ということは「1」の職員が「5」を切り崩さない限り、良質の介護は展開できないのです。
現場に責任を負う介護職員の主任やリーダが「5」の「楽したい症候群」に侵された職員の場合、「普通」から抜け出すことは先ず無理です。
現場介護職員のユニットリーダーや主任は「楽したい症候群」の職員の代表ではないのです。現場職員が「良質の介護を展開していく牽引車、機関車」としての役割を担っていることを自覚する必要があります。「1」を支える管理者、「1」励ます施設長が居て職場は変わるのです。施設管理者や施設長の存在はやはり重要と思います。

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